日本に恋しよう!VOL.11 日本の秋

VOL.11では、長野県、山梨県、栃木県、福島県、宮城県、山形県の紅葉を特集します。日本全国が紅葉するのでご紹介するには30分では難しいですね。ゆったりとお楽しみいただくにはこのくらいの選択でと。そう思って6年間の素材を一つづつ掘り返して、選定する作業だけで2週間かかりました。撮影時から一度も開いていないファイルがあると、流石にデータの断片化があって、たった一つのデータがひっかかると、コンピューターがフリーズしてしまいます。この番組の製作でこうして大事なアーカイブを再点検できて良かったです。

ジョアンジルベルトの演奏でS’Wonderfulを聴きながら、志賀高原の空中散歩です。

白樺の樹木がアクセントになっていますね。

志賀高原には湖がたくさんあります。琵琶池(びわいけ)は形が琵琶に似ているから琵琶池で、一番大きな湖です。

琵琶池から横手山方面に進むと、小さいけれどめちゃ美しい紅葉が見れる、蓮池(はすいけ)があります。横にホテルもあるので、遊歩道の散歩もいいでしょうね。

朝日に染まる丸池(まるいけ)です

奥志賀高原は、原生林も残る森があり、人も少ないです。↓

長野県須坂市にある、米子大瀑布(よなこだいばくふ)は二つの滝が流れ落ちる壮大な景観です。

権現滝 滝がご神体です。

不動滝 は山岳修験道の聖地です。

こうして空から見る視点で、全体像が把握できるのはすごく嬉しいことです。とにかく、まわりの森が全て美しいんです。

音楽は、Na Laetha Geal M’oige エンヤの名曲です。

崖に微生物が棲みつき、土の基礎を作り、虫や鳥が運んできた種で植物が育ち世代交代して根を張り、やがて、岩は植物に覆われて森となる。それが見れる場所でもあります。

岩が露出している場所は、相当に風が強く当たるなど、そういった場所なのでしょうね。下の写真は、下から上に段々と植物が覆い隠している状況ですね。いつしか、岩が見えなくなる日が来るのでしょう。

志賀高原にある、澗満滝(かんまんだき)です。展望台から眺めれます。

白樺の紅葉は華やかですね

松川渓谷には八滝があります。

南アルプス市にある、小さい湖、伊奈ヶ湖(いながこ)には、白鳥が長年住んでいて、写真が好きな人に人気です。

南アルプスを望む、展望台から。

宮城県です。蔵王のお釜。

エコーラインとか、蔵王に行くまでの道は紅葉で見事です。

音楽は、アール・クルーのアコースティック・ギターで I want To Hold Your Handです。

蔵王のお釜に向かう道の途中に滝見台があって、滝が展望できます。

長老湖(ちょうろうこ)は不忘山の裾野にある湖です。家族連れが紅葉を楽しむ良き場所です。駐車場も大きいです。

聖高原(ひじりこうげん)にあり、すごく穴場で、無名ながら、美しい湖が、白樺湖です。同名の湖があるので検索しても出てきませんが。聖山パノラマホテルのすぐ近くです。ホテルに宿泊して、釣りをするとかのんびりするのは最高です。鳥の鳴き声が気持ち良いです。

こちらは長野県の小谷村にある、鎌池(かまいけ)です。白馬に近いです。撮影時は急に雪になり、車は動けなくなり、やばかったので良く覚えています。駐車場にいた車が雪の中で、出て行って、僕はJAFで牽引してもらったんですが、帰りの山道で落下されたみたいでした。やはり、無理は禁物ですね。

栃木県の日光にある、霧降の滝(きりふりのたき)です。バスや車で展望台まで行けます。

福島県の裏磐梯と呼ばれる地域にある大きな湖、秋元湖(あきもとこ)です。

山形県です。

最上川に沿って、神社巡りをしました。山形は霊地巡礼を含めて信仰の場の多い場所ですね。

黄色い銀杏がとても印象的で撮影した神社です。名前はわかりません。音楽はこのシーンからマドンナでTake A Bowです

川に向かって鳥居がありました。天田大明神とあります。

滝がご神体というのが基本的な感じがします。玉簾の滝(たますだれのたき)です。弘法大師が発見されたそうです。

宮城県です。こけしで有名な鳴子温泉。鳴子には鳴子峡があります。宮城県で一番の紅葉の名所ですね。

鳴子峡から車で20分くらいで、潟沼(かたぬま)に行けます。湖の周りは歩けます。日の加減で色が変わって見えます。

山形県に戻ります。最上川の下流に近づく酒田市のあたりは船で観覧もできる、最上川下りをやっています。

最上峡(もがみきょう)のスターが白糸の滝です。ドライブインの駐車場からも見えます。

朝は、朝靄で真っ白でした。

滝の一番下には鳥居があって祠もあります。滝が神様です。

まっすぐに立つ杉の木と滝、そして美しい紅葉。

山梨県の紅葉の名所といえば、昇仙峡(しょうせんきょう)です。全国観光地百選 渓谷の部で第一位だそうです。石と川と紅葉ですね。

覚円峰(かくえんぽう)は昇仙峡のアイコン的な岩です。

仙娥滝(せんがたき)一番奥に位置するのですが、朝行くと虹も出て嬉しい気持ちになりますよ。

小豆島にあるエンジェルロードです。潮の満ち引きで現れる砂の道で知られています。音楽はAcross The Universe /Toninho Horta 

満濃池 

小豆島にある寒霞渓(かんかけい)は奇岩と紅葉をロープウエイにのって楽しめます。

いかがでしたでしょうか。次回VOL.12は、冬の日本をお送りします。

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