水戸 偕楽園

 Kairakuen Garden, Ibaraki Pref. Japan

茨城県 水戸市にある、日本三名園の偕楽園。梅が満開なので撮影に行きました。キヤノンさんから、8Kのムービーの撮影のテストでEOS R5をレンズと共にお借りして、初めていつも通りに撮影をしました。2021.3.10 偕楽園HP

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パノラマ撮影はいつもどおり、8枚を一枚に合成します。巨大なサイズです。

300mほど離れている駅向こうの梅園を見晴台から望遠レンズで撮影をしてみました。100mm-500mmのレンズは初めて使いましたが、撮りたい構図にスパッと寄れるのが驚異的で、しかも高解像度(よく写る)でした。感動。

見晴らし広場は、広大な広場で、梅園の入り口には大きな梅の木が堂々と、ピンクと白の花を咲かせ、後ろには紅色の梅が満開でした。

好きな構図でレンズを変えて撮影したり、縦構図で写真を撮ったりしました。 8Kの写真はこれまた巨大で、かつ、写真らしいトーンで、ここ2年ほど使用していたパナソニックのGH5も綺麗に写るのですが、ビデオとフイルムの関係を思い出しました。ソニーのカメラは顕著ですが、すごく精細に描写します。その分、人物だと、毛穴が目立つんです。キヤノンは、毛穴がさほど目立たないというか、フイルムっぽく見えるのです。なので、人物を撮ると時に僕は、SONY,PANASONICよりもキヤノンを使用します。

風景などは毛穴もないので、細かく描写する方がいいんですけど、浅い深いって印象でいうと、キヤノンは深いんですよ。それがフイルム出身のカメラメーカーのチューニングなんだと思います。この構図はスマホでも絵になりやすい構図なのでおすすめです。

梅は桜などに比べて、硬くて風に揺れる風情がないと思い込んでいましたが、ちょうど良い風が吹いて、枝が揺れていました。大きな梅は桜と同様でした。今までは小さな梅で無風だったんだなと思いました。

好文亭

有料ですが、好文亭という史跡のあずまやもアーカイブ写真を撮りに行きました。詩歌や茶会の場所として水戸斉昭の奥様方が愛された建物ですね。1840年の建築です。

入り口に咲く椿。

家屋の中は、それぞれの間にはテーマ違いの襖絵があり、優美です。

日本画家・上村淳之(うえむらあつし)氏の襖絵。
二階からの眺めです。千波湖が左に見えます。
待合です。
丸、四角、三角ですね。
茶室です。
チームラボのプロジェクションマッピングの機材が森に設置されていました。

広大な敷地にたくさんの庭があり、風雅な史跡でした。

さて8Kムービーの方はというと、風で揺れてダメなのもありましたが(そりゃ300メートル離れて一番アップにしたら揺れるよね)写真はブレないけど、ムービーは後処理の揺れ除去をやっていますので、できたらアップしますね。画質は、もう感動の一言です。映画ピース・ニッポンで最初ハイビジョンで結局4Kが出て撮り直した経験があるので、早めに8Kにしないとなのですが、なかなか手に入らず、熱で長時間記録できなとかの問題も聞いていたので、躊躇していましたが、もう、戻れないです。はい。8K最高です。

熱問題ですが、1分以内、50秒以下を続けて撮影する分には問題なく、1分を3秒でもすぎるとヒートアップして赤い警告ランプが出ます。しかし、その後、電源OFFで1分くらいして写真で様子みたり、動画30秒くらいを撮影しても大丈夫なので、フイルム時代に35ミリは3分50秒くらいしか撮れなかったことを思い出して、大事にがっしりとチャンスを待ってから、撮影という気持ちでいれば良いのだなと思いました。                2021.3.12 中野裕之

大きな写真は、Flickrのサイトで見れますのでパソコンで見れる方はそちらにてゆっくりとご覧ください。

水戸 偕楽園 

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